心療内科・精神科を受診される方は、不安や不眠、気分の落ち込みや、人との関係でしんどくなる等で、ご本人も、受診をした方が良いのか、わからない場合が多いでしょう。「うつ病」と言う病気の症状は‘気分の落ち込み’だけではなく、逆にイライラや、‘眠れない’のではなく、十分休めていない状態で目が覚める、中途覚醒を伴う場合が多く見られます。‘発達障害’‘アスペルガー症候群’も職場での人間関係がうまくいかない、のが唯一の‘症状’ではなく、よく聞けば、幼少時からのコミュニケーションや対人関係・こだわりなどがあり、人によっては感覚の過敏さなどを持っています。
そのような‘症状’についての経過や、その他のお困りになっていることを、問いかけながらお話を聞かせていただきます。
まずお困りになっていることを初診時に、30~40分程度聞かせていただきます。その内容や、睡眠、食事のリズム、気分など聞かせていただきます。
全体の話を聞き、必要な方はさらに、心理テストや詳しい成育歴等をお尋ねするかもしれません。その上で状態や診断についてお伝えします。
治療が必要で、薬物治療が有効と考えられる、その際には、薬の説明(メリットや副作用の有無など)をさせていただきます。その上で必要最小限の薬物をと考えています。
診察で話されたことは、守秘義務を持つもので、きちんと守ります。ご家族や職場からの問い合わせにも、ご本人の同意の上で対応させていただきます。
必ずしもすべてお困りのことが治療の対象とならない、一時的な状態である場合もあります。自分にとってどのようにとらえてよいかわからない出来事について、治療の有無を含めて専門医として判断させていただきます。お気軽にご相談ください。
・診察の際は、下記記載の必要書類をご持参ください。
ご了承ください。
休診日や休診時間は受付を行っておりませんので、診療時間内にお電話いただきますようお願いいたします。
再診の方も予約の上でのご来院をお勧めしております。
・薬剤情報提供書(服薬中のお薬がある場合)
・紹介状(他の医療機関にかかっている場合で、取得可能な場合)
自己負担は保険診察の3割負担で、二千五百円~三千円程度です。
再診は千五百円程度で、処方があれば薬代が別途必要になります。
お薬のある方は処方箋をお渡しします。当院は院外処方ですので、薬局等受付にてお尋ねください。
2回目以降は基本的に医師の診察のみで、初診時ほど時間はかかりません。